試打〜研磨・仕上げ
熱処理(焼入れや焼戻し)は、金型の耐久性を向上させるための作業です。当社では、自社内で一貫した金型製作ができる設備を整えており、熱処理に関しても、長年にわたって蓄積されたノウハウがあります
また、仕上げの研磨は、熱処理で発生したわずかな歪みや金型表面の磨き上げの際におこないます。1000分の5mm単位の精密度で、金型の精度をさらに高めます。
検査時のポイント
製品全体の大きさや幅、厚さはもちろん、例えば穴ひとつとっても、その位置や角度、高さ、R形状など、製品の種類に関わらず細部にわたって厳重な測定作業をおこないます。
試打時のポイント
実際にプレス加工がスムーズに進むかどうか、スクラップの処理やキズ有無などをチェックします。
※ためし打ちと製品検査はワンセットですので、組立後に限らず熱処理後にもおこないます。当社のものづくりは、お客さまのご要望に合う製品ができあがるまで妥協しません。
熱処理〜研磨・仕上げ作業風景
熱処理〜研磨・仕上げに使われる機器
熱処理をおこなう電気炉。
熱処理は金型の耐久性を増すもので、当社では電気炉を2機保有し、ほとんどの熱処理加工を社内でおこなっております。