工程分析〜プレス金型設計
工程分析
工程分析とは、金型設計に入る前の“構想"です。
お客さまからお預かりした製品の図面をもとに、
●その製品をプレス加工するために、どのような工程が必要か?
●工程数を減らしコストを抑えるため複合化が可能か?
●実際の作業のメンテナンス性は?
など、あらゆる方面から工程を分析。これまで培ったノウハウとアイデアをしぼり、お客さまにとって最適なプレス金型とはなにかを考えます。
プレス金型設計
工程分析で導き出した考えをもとに、実際に金型設計の図案を起こしていく作業が、プレス金型設計です。
お客さまからお預かりしたCADデータを、金型加工用のNCデータへ変換し製作現場へまわします。この際CADデータは二次元(dxf.)と三次元(igs.)の両方をお預かりすることが多いです。
プレス金型設計時のポイント
工程の複合化とメンテナンス性のバランス
プレス工程を複合化することで、コストを削減できます。しかし、あまり複雑化した金型や工程を設計すると後々メンテナンスが大変になります。これまで当社は工程の複合化とメンテナンス性のよさを両立して、お客さまが真に求める金型をご提供してまいりました。
プレス金型設計の作業風景
上の写真では三次元データから二次元的な形状を取り出して、平面図になおす作業をおこなっています。
できあがった製品の図面にあわせて、金型の図面を作ります。