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スポット溶接(シャフトの接合方法)

スポット溶接

既存技術の弱点をクリア

これまでの溶接は、ドイツで考案された「カッパーブレイジング」とよばれる製法で、文字通り銅で溶接し、熱処理をおこなうもの。

熱による変形が多く、ひずみの修正など工程数がどうしても余計にかかり大量生産には向きません。しかし、当社が確立した特許製法はこれらの問題をクリア。工程数を減らし、安くて高品位な製品を大量生産することに成功しました。年間90万台を生産するにいたっております。

スポット溶接 製品例

クラッチドラム本体ももちろんシャフトも自社内で製作されたもの。当社では各製品ごとに金型から加工部品まで、すべて自社製作しておりますので、品質の安定性が抜群です。

>当社のプレス金型製造技術の詳細はこちら

クラッチドラムその1

クラッチドラム

クラッチドラムその2

スポット溶接部

開発までの道のり

当初は特許などを考案する考えはなく、カッパーブレイジングによる製造をおこなっておりましたが、コスト面、生産性などの問題点を解決するために、特許製法への挑戦が始まりました。

開発に携わったスタッフは、溶接の基本はもちろん、「スイヘーリーベーボクノフネ…」 といったような元素記号も基礎から勉強しなおしました。現在では、丈夫で精度が高く、安価な製品を国内外に送り出しており、世界中から特許に関する問い合わせが寄せられるほどになりました。

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